(1907年3月30日-2009年3月2日)
洋画家。茨城県出身。
原色を多用し、色を塗ったというより絵具を擦り付けたという様な、力強い筆致の重厚な画風が特徴である。初期の作品は、人形や人物の絵が多いが、1965年東南アジアを巡遊した後は風景画も多く描くようになる。
1966年に偶然目にした山形県羽黒山地方の郷土芸能である黒川能に強く惹かれ、この黒川能を描き続けることをライフワークにした。
その他、舞妓を描いたシリーズなどもある。
1970年日本芸術院賞受賞。
代表作に「黒川能」「富士山」がある。