清水規は現在も活躍する日本画家である。1962年(昭和37年)8月31日、東京都文京区目白台生まれ。
創形美術学校卒業後、絵画保存研究所に勤務し横山大観などの作品の修復を手掛けながら自身の作品制作に励み、初の個展を開催後は埼玉県秩父市にアトリエを構え制作活動に専念。現在は東京都練馬区にアトリエを移している。
作風は鮮やかで力強い色彩ながら、緻密で繊細な筆致をもって日本の自然風景や寺院などを描き上げている。「日本一多くの作品を世に残す事」を目標に掲げ毎年必ず全国各地で個展を開催しており、また2005年(平成17年)には長野県の善光寺に<戸隠雪景>四曲半双屏風を奉納するなど現代日本画壇を牽引する若き担い手として精力的に作品を世に送り出している。