1954年、東京生まれの日本画家。1975年、武蔵野美術短期大学油絵学科卒業。
1982年、多摩美術大学大学院日本画科終了後、加山又造に師事。日本の四季折々の花鳥をモチーフにした、優しく色とりどりな作品で有名な女流作家である。花鳥画は自然の鳥や花を描くため、鋭い観察力と細かな筆さばきが必要とされる。彼女の作品にはその確かな技術力と、温かみと清楚さが感じられる。
1987年、東京・銀座の村越画廊にて初個展を開く。これ以後 東京の老舗画廊、百貨店を中心として全国各地で個展、グループ展などで発表を続け今日に至る。
著書に「日本画の用具と描き方」(美術出版社館)、入門日本画「四季の花を描く」(主婦と生活社)がある。他に郵政省発行「さくらめーる」「かもめーる」の原画、新橋演舞場、国立小劇場舞踏公演プログラム表紙装画、宮尾登美子氏、澤地久枝氏などの著書の装画・装丁も手がけ、幅広く活躍されている。